自己啓発の憲 −行政行為−

5 行政行為の取消しと撤回

（2）取消し・撤回自由と制限

ア 取消し・撤回自由の原則

違法又は不当な行政行為は法治主義に反するので、処分庁はこれを発見したときはただちに取消す権限を持つだけでなく、取消すことが義務とされてきた。また、暇疵のない行政行為であっても、公益上不適当となったものは処分庁は自由にこれを撤回すべきとされてきた。これは、取消しや撤回をする権限は処分権自体に内包されていると考えられていたためである。これを取消し・撤回自由の原則とよぶ。

−以下次号に続く−

〈英文例〉

あなたの消防英語

［Preparing for A Big Earthquake−2］

1 It is expected that electricity,gas,water,foods and daiIy necessities may not be supplied for a long time after a big earthquake.

2 Prepare enough foods,water and other necessary things according to the makeup and conditions of your family.

3 As for foods,canned,bottled,freeze−dried and precooked foods are avaiIbIe.

4 If you have children,prepare chi1dren’s foods including powder miIk,baby foods and confectionery.

ミニ知識 −地方自治用語−

広聴

地方公共団体が地域住民の意見、要望、苦情などを直接聞き、計画策定や行政運営のうえにそれを反映させることをいい「公聴」ともいう。

編集後記

♪今年最大のスポーツイベント・「アトランタオリンピック」！

皆様の中にも、夢中で蟹戦し寝不足の日々を送った方が多くいたのではないでしょうか。国・人種・言葉の壁を越え、全力を尽くし、互いの健闘を讃えあう姿は、人の心に熱い感動を与えるものだと知りました。

「ほのお」八月号が皆様のお手元に届くころは、私たちのオリンピック全国消防救助技術大会が行われます。きっと、アトランタに負けない感動を与え、友情を育んでくれることと思います。

♪さて、八月一日の人事異動に伴い、今月号から本誌の編集を担当させていただきます、「佐藤」でございます。交流の場の充実を目指し、微力ながら精一杯頑張りますので、前任者同様、ご協力の程よろしくお願いいたします。

（佐藤俊夫）

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